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「アセンションの空白状態、、」

アセンション・シリーズ レッスン9:
「アセンションの空白状態 -あなたが“新しいエネルギー”を創り出している」
クリムゾン・サークル 2002年5月5日
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トバイアス: そしてこのように、親愛なる友、親愛なる教師の皆さん、私達はあなた方と共に「新しいエネルギー」のこのサークルに集っています。ここにあなた方と共に再び戻って来られたことは喜びです。この場のエネルギーは愛といたわりに溢れています。思いやりに満たされ、あなた方の旅のエッセンスで一杯になっています。
中には、私達がやって来ることは、あなた方にエネルギーをもたらしてくれると思う人達もいるでしょうが、全く逆です。あなた方と共にいることで「私達」がエネルギーを与えられるのです。それは私達に与えているのです - どう言えば良いでしょうか - あなた方の雁(goose)が、私達のエーテル的存在中にぶつかっているようなものです。(聴衆 笑)

中には、あなた方の周りに、このステージの周りに来ている者達の色が見える人達もいるでしょうが、そういう人達は私達がこの聖なる寺院に入って来るにつれて、至る所キラキラと輝くのが見えるでしょう。聖なる寺院・・・それはシャーンブラ、あなた方教師達がここに創り出しているものです。あなた方がこのように集まるとき、あなた方は新しいエネルギーの寺院を創り出すのです。あなた方はあなた方の聖なる空間に私達が入るのを認めてくれました。あなた方の聖なる寺院の門に入ることを許可してくれました。

私達は、あなた方に敬意を表して靴を脱ぎます。カウルダーは・・・私達が足にそのような妙なものを履いているのはあまり好きではないので、私達が彼の靴を脱がせるのかと思っています。しかし、靴を脱いで、あなた方とこの場にいるときは、あなた方への敬意を示す私達の方法でもあります。私達はあなた方の「新しいエネルギー」の寺院へ招き入れて頂いて感謝しています。

親愛なる者達よ、ここにいられるということは何と光栄なことでしょう! あなた方のしていることを目にするのは何と光栄なことでしょう! 「新しいエネルギー」の中に最初に足を踏み入れる者になることは簡単なことではありません。今日はそのことをお話しします。「新しいエネルギー」が本当にどんなものかお話しします。しかし、あなた方と一緒にここにいることは何と光栄なことでしょう!

私達は、とてもたくさんの愛を送っています。それは言葉の中で運ばれる必要はありません。あなた方は私達が送り出しているものを感じますか? ここにあなた方が創り出しているものを感じますか、この部屋に座っている皆さん、巨大なインターネット網を通して繋がっている皆さん? あなた方が創り出しているものを!

ある意味で、私達はあなた方の写真を取っていると言うことができるでしょう。カウルダーは写真撮影は厳禁と言っているようですが!(含み笑) あなた方とこのように集まるとき、私達はある種のエネルギーの写真のようなものを撮っています。そして、ヴェールのこちら側の壁にこれらの写真を貼っています。私達は、このグループの、クリムゾン・サークルの写真を並べて貼っています。ここにいる一人一人の、あるいはこれを読んでいる一人一人の各人の写真を並べて貼っています。それから私達は・・・一年前、二年前と遡って比べています。あなた方の内側でとてつもない変化が起きたのがわかります。

あなた方もそれらの写真を見ることができます。ただ頼んでみてください。そうすれば、これらのすべてのエネルギーの写真が貼られているこの部屋にあなたを運んできましょう。夜、あなたの夢の中で、あるいは起きている時でさえ、あなたをここに運んでくるでしょう。二元性を手放すことを学ぶにつれて、車や飛行機に乗らずに旅することを学ぶようになるでしょう。そしてまた、あなた方もまた、この2、3年の短い間にあなた方の進歩した写真を見ることができるでしょう。

おお、何百、あるいは何千という生涯を経験した後では、2、3年というのは本当に短い間であることがあなた方にはわかりますか! その短い間にあなた方がしていることを見てください!

この部屋には、このレッスンにやって来た人達、招かれたゲスト、このサークルの周りに集まってきて、数多くの生涯で長い長い困難な道を乗り越えてきた人間達の小さな集団を見、賞賛し、感じている多くの者達のエネルギーに満ちています。

「イエス」という言葉を一月ほど前あなた方から聞きました。メタトロンがあなた方に「親愛なる者達よ、用意はできていますか?」と尋ねた時、「イエス」という言葉があなた方の魂から、あなた方の人間の自我や意識から聞きとれました。私達が「あなた方を抑えてきたそれらのものから自分自身を自由に解放する用意はできていますか?」と尋ねたとき、「イエス」という声があなた方から聞こえました。

本当に、その「イエス!」という言葉に自分自身の条項を加えた人達がいました。「イエス、スピリットよ、でもあなたは私にこれを与えなければなりません!」 そして、あなた方はわかりますか、親愛なる友たちよ、それは適切なことなのです! 私達は、あなた方が地上において必要なものを知りたいのです。あなたの自身の本質、あなたの魂もそれを聞く必要があります。

あなた方は何かものを求めることを恐れて来ました。あなた方は、スピリットの手桶には限りがあると思ってきました。スピリットのコンテナにはスープが非常にたくさんあるだけだと思ってきました! あなた方は地上の全人類に十分行き渡るかどうかはっきりと知りたいと思いました。それゆえに私達はあなた方を愛しているのです! しかし、それは底なしの皿のようなものなのです。皆に行き渡り、なお余りあるほどなのです。

あなた方の旅で何が必要か私達に知らせることは重要なことです。恐らく、私達は有形の物質ではお届けできません。しかし、それを私達のエネルギーと愛と共にそれをお届けすることはできます。

あなた方がものを求める時、それはあなた自身の魂が今何を必要か知る助けとなります。求めることを恐れないでください。親愛なる友たちよ、あなたが必要とする愛があれば、あなたが必要とする思いやりがあれば私達に知らせてください。そして、あなた自身にあなたが豊かさを必要としていることを知らせてください。

どれだけ、あるいは何時、あるいはどこでとか制限をつけないようにしてください。今、人間であることのこれらのもの、感情のこれらのもの、スピリットのこれらのものがあなたの人生の中に入ってくる時であるというヴァイブレーションをただ送り出してください。そうすれば、それらのものはあなたのもとへ運ばれてくるでしょう。それが「新しいエネルギー」での物理学の一つです。それはあなたのところへやって来るのです。

そして、メタトロンが「あなたは本当のあなたを見せる用意はできていますか? あなたの本質とあなたの神性を表現する用意はできていますか?」と尋ねたとき、「イエス」という答えが聞こえました。メタトロンが「あなたはあなたの神性を輝かせる用意はできていますか?」と尋ねたとき、「イエス」という声が聞き取れました。その秘密の、隠れたところに隠しておかないで、あなたの存在の内側と、その周り中でそれを輝かせてください。

あなた方が「あなたは自分が本当に何者かを知る用意はできていますか?」と尋ねられた時、「イエス」という声が - シャーンブラから一斉に聞き取れました。制約のあるこの人間の幻想ではなく、地球の転生のサイクルにとらわれている者の幻想ではなく、そうではなく、「あなたは神としての自分を知る用意ができていますか?」

あなた方が「故郷」を離れてから長い、長い時が過ぎました・・・しかし、本当は、そんなに長いわけではありません。王と女王と共に「王国」にいた者として、あなた方はいつの日か王座を継ぐことになっていました。あなた方はいつの日かそれを自らの存在の中に取り入れることになっていました。それが、メタトロンが「あなたは自分が玉座を継ぐものであると知る用意はできていますか?」と問いかけた理由です。

このことにはたくさんの含意があって、今からそのことについてお話をしていきます。しかし、今は自分自身の生得の権利によって、大いなるすべて(All That Is)となお一致しながらも、しかし今、独立したアイデンティティとして神の自己になる時です。「あなたは自分が何者であるかを知る用意はできていますか?」

「あなたは『薔薇の果実』を受け取る用意はできていますか?」 そして、私達には、「イエス、でもそれは何なのかについては少し混乱しています!」という声を聞きました(聴衆 笑)。これは、あなたが何者であるかということを、あなたの神性を所持することなのです。まだその体験があなたの人生にやって来ていない前であっても、それらのすべての解決法を既に創り出しているというノウイングネス(知っている状態)でもあります。「薔薇の果実」はあなた方の神性なのです。

「それを受け取る用意はできていますか?」と私達が問いかけたとき、あなた方は地球中に、またあなた方の個々のハートの中で、「はい、メタトロン! はい、スピリット、そしてはい、トバイアス! 用意はできています。でも一体どうして、私達はこんなにも多くの困難を通り抜けてきたとあなた方は思いますか(聴衆 笑)? どうして、これらの問いを問いかける必要があると思うのですか? それに対して私達はもう何度も何度も答えませんでしたか?」と答えてきました。しかし、メタトロンは再度問いかけました。というのは、今はとてもそのことに適切な時だからです。

私達は、「あなたは他の人達に彼らの空間を与え、彼らが彼ら自身の旅路にあることを理解する用意はできていますか?」と問いかけました。適切な時が来れば、彼らはあなた方のところへやって来るでしょう。しかし、それまでの間は、あなた方がそうしてきたように、彼らにそのゲームをし、彼らの魂を自ら高め、体験し、成長させるのを許してください。

親愛なる者達よ、私達が、「あなたは自分自身を愛する用意はできていますか?」と問いかけたとき、「たぶん・・・恐らく(聴衆 笑)」という答えが世界中の至る所から聞こえて来ました。これは、あなた方の内側のとても深い部分に関ることなので、最も答えるのが難しいことだったでしょう。この問いは、あなた方自身の価値についてこれから幾晩も幾晩も幾晩もいろいろ考えさせることになったでしょう。

「あなたは自分自身を愛する用意はできていますか?」 あなたは夢の中で、あるいは起きている状態のときでさえも、あなたが過去にしてきたことを垣間見たことでしょう。そこには、裏切り、殺人、病気、力の乱用、堕落がありました。あなた方は二元性のエネルギーの中ですべてのこのようなものを創造してきました。そしてそれから、それらのために自分自身を裁いてきたのです。

「親愛なる者達よ、今、あなた方は自分自身を愛する用意はできていますか? このことはすべて体験についてのものだったと理解する用意はできていますか?」 あなた方は、生涯から生涯に渡って一生懸命働き、経験を積んできたのです! もはや、経験の叡智以外には過去からの何にもしがみつく理由はありません。スピリットやメタトロン、他のすべての存在が裁くということはありません。罪がどんなものかも知りません。あなた方の呼ぶカルマというものについてさえも知りません。なぜなら、それはあなた方が自分自身の上に据えたものだからです。今、あなた方に問いかけます。「親愛なる者達よ、あなたは自分自身を切に、心の奥底から愛する用意はできていますか?」

あなた方は自分自身を愛することに対しては何か間違ったことのように、自己陶酔、あるいは倒錯的なもののように教えられてきました。しかし、親愛なる友たちよ、それはあなたができることの中で最も神聖なことなのです! あなたであるすべてを愛し、そしてあなたのすべての経験があなたをこの叡智の時に運んできたことを理解してください。

親愛なる者達よ、メタトロンはまた次のように問いかけました。「あなたは二元性の幻想を解き放つ用意はできていますか? たとえ何がその代わりにやって来るのかあまりよくわからなくても、手放す用意はできていますか?」 ああ、それは大変な挑戦です。それで、あなた方のとても多くの人達が、「私はそれを手放す用意ができています。しかしその近くにい過ぎて、それがそこにあるのかさえもわかりません」と言いました。そして、「二元性はとても私である者の生まれつきの一部のようになっているので、それをどう手放すのかわかりません」と言いました。しかし、その「イエス」という声はあなたのハートから、あなたの本質から、そしてあなたの口から出てきてすべてに聞こえるよう表現されたこの「イエス」・・・この「イエス」は二元性を解き放つのを助けるエネルギーをセットアップするのです。

あなた方はまだ、あなた方が何に移行しているのか、この「新しいエネルギー」というものがどういうものかわかりません。いまだ、謎のようであり、捕まえどころがありません。今の時点では理解できません。しかしそれはやって来ます。私達はそれについてこのレッスンでお話ししていきます。

メタトロンが風の話し、火について、雨について、地球の轟きについて話した時、本当に、あなた方が新聞などで読むようになることなどについて話していたのです。そして、それはあなた方自身についてのメッセージをあなた方に伝えてもいたのです。

「あなたはあなたの肉体を通り抜け一掃する火のための用意はできていますか?」 この火は流感として知っているかもしれません。皮膚の炎症として知っているかもしれません。突然の体のほてりとして知っているかもしれません。これらのものは内部の浄化からやって来るのです。現在、あなたのエネルギー的存在の深い、深い各レベルで多くの軋轢が起きているからなのです。その軋轢は熱の原因となり、内なる火を引き起こします。これらの火が内側の存在を浄化し、古い傷跡を浄化します。あなた方の森の中では倒された木々があります。あなた自身の存在の内部でもほぼ同様のことがあるのです。今浄化される必要がある多くのものがあるのです。この内なる炎がその解放を助けます。

そして、やって来る地震・・・本当に、メタトロンはあなた方の内側で起こってくる揺れ、がたつきについて、体の疼きや痛みについても話していました。あなたのDNAそのものが、あなた自身によって今現在変化させられているのです。本当に、私達は夜、あなた方のそばにいるのです。あなたの周りにいて、これを和らげる効果をもたらす助けをしています。あなたはあなた自身のDNAの構造、あなた自身の分子、あなた自身の原子レベルの存在を変化させているのです。あなた方は内側で変化しつつあり、それが地震のようなものを引き起こすようになるのです。

あなた方は過去からのエネルギー的なインプリント(刷り込み)を細胞組織、骨、体中のあらゆるところに持っています。それで、それらのインプリントを内側から解放するために時々地震のようなものを必要とするのです。それが起きる時、私達のところにやって来て、「メタトロン、トバイアス、どうしてこんなことを私にしたのですか? なぜ体が痛むのですか?」と言わないようにしてください。親愛なる者よ、それは解放しているからなのです。それが、それに伴うプロセスであり、流れであることを理解してください。

そしてやって来る水・・・その水・・・これらのものは涙です。これらのものはあなたのハートの涙です。確かに、古いエネルギー、あなた方が本当に長い、長い間、故郷と呼んできた二元性のエネルギーを去ることについては哀しみがあるからです。あなたのハートの涙は過去の感情的な残留物を洗い流す助けとなります。それは古いものを浄化、新しいものに本当にあなたが移っていけるようにさせているのです。

ああ、そして風です。内なる風です。親愛なる友よ、あなた方は今現在とても速く変化しているので、内なる風が吹くのも当然なのです! 時速100マイルで走っている車の窓から頭を出したことがありますか? 吹き飛ばされそうに感じられるでしょう。それは今あなた方がしていることとよく似ています。あなた方がとても急速に「新しいエネルギー」の中に移行しているので、それはある種の内なる風を引き起こしているのです。そして、その風もまた浄化し、解放します。時にはその風は、和らげさせながらあなたの存在全体に渡って吹くベルベットのはけのようでしょう。また、別の時には、ハリケーンや竜巻きのように轟々と吹き荒れることでしょう。

あなた方がこの「新しいエネルギー」と呼ばれるものの中に移行していくとき、このようなすべてのものが内側で起きるでしょう。前回の集まりでメタトロンが話したことの大部分はあなた方についてのことでした。あなた方についてのことだったのです。

私達はまた、それらのことが、あなた方の外側の世界でも起きるのを見るでしょう。あなたが自分の意識を変化させているときでさえも、そのことは他の人々の意識を変えるのを助けているのです。たとえ、あなたが一日中、あまり他の人達と関わらないで机に向かって座っていても、あなたの内なる意識の変化はあなたの周りの他の人に影響を与えているのです。彼らもまた、あなた方が辿ってきたのとほぼ同様のプロセスを通り抜けているのです。彼らのものはあなたという導く教師を得るでしょうから、幾らかは楽なものになるでしょう。彼らは適切な時にあなたのところにやって来るでしょう。

メタトロンのエネルギーは地上にしっかりと存在しています。これがやって来るためにはしばらくの時間がかかりました。メタトロンがそのエネルギーを調整するためにはしばらくかかりました。そしてあなた方がそれを吸収できるようになるのにはしばらくかかりました。しかし、今はこのエネルギーはここにしっかりと根付いています。もうメッセンジャーが送られる必要はありません。以前私達が持っていたような、フィルターやバリアは必要としなくなりました。

親愛なる者達よ、メタトロンは「あなた方」なのです。メタトロンは「新しいエネルギー」の中に移行しつつある人達の集合的エネルギーなのです。メタトロンの中にあなた方自身の反映を見ることができるでしょう。あなた方自身が何者であるかの輝きです。あなた方の神性です。彼自身を「スピリットの中のあなた方の声です」と紹介したメタトロンは、多くの、多くの理由により、今まで地球レベルでは統合できなかったあなた方の一部分なのです。メタトロンは今まで二元性にはやって来ることができなかった神性の意識です。そして今、このメタトロンの、あなた方の、そしてあなた方の神性のエネルギーがここにしっかりと据えられています。

一月前、このメタトロンの意識があなた方に話す機会を得たことは喜ばしいことでした。彼の意識はこれからも語りかけ続けるでしょうが、この中にあなた自身を認識してください。メタトロンのこの声の中にシャーンブラを認識してください。メタトロンはこれからもあなた方とワークし続けていくでしょう。

今、本当に、今日このレッスンに特別のゲストがやって来ています。彼は最近になって、折にふれ、適切な時のために少しずつやって来るようになっていました。今日はお祝いのためと、あなた方に「新しいエネルギー」の中への旅の例を示すためにやって来ました。

今日やって来ている者は私達の最近のディスカッションの時にも訪問者でした。それは、ゴータマの、仏陀の、シッダールタのエネルギーです。彼は、特に「覚醒した者」 - 仏陀という言葉の本当のエッセンス、「覚醒した者」など、多くの名で知られています。ゴータマは今存在しています。特に1年のうちで今の時、あなた方の暦で5月、親愛なる仏陀が菩提樹の下で覚醒を得たと考えられていたこの時に。

ゴータマは私達が「地球の新しいエネルギー」についてお話しする今日のこの時に私達と共にいるためにやって来ました。ゴータマのエネルギーはあなた方すべての間に存在しています。この流れるような、滑らかな黄金のエネルギーがあらゆる色で煌めき、しかし、黄金の鮮やかさに満ちて出たり入ったりしているのを感じてください。

私達は最近の集まりで何度もゴータマを招待してきました。本当に私達が、変化する真実の、進化する真実の話をした時も、ソルト・レイクの地に彼を連れて行きました。一つの静止した真実はありません。真実は、それぞれの瞬間と意識の変化の中で進化していくのです。

私達が壁に貼ったあなた方の写真を見てください。2年前にはあなた方は真実を知っていました。今あなた方が知っている真実は今はもう別のものになっています。あなた方は進歩し、より賢くなっています。

ソルト・レイクのそばのこの地(トバイアス・セミナー、3月30日「真実とは何か」)にゴータマを連れて行ったのは、あなた方に真実は進化し、変化していくことを伝えるためでした。あなたの生、あなたの真実は今日のものからさえ変化していくでしょう。今から1週間と1日前、ゴータマはニューヨーク(トバイアス・セミナー、4月27日、ウェサク祭)に寺院、彼のために用意された寺院、聖域にやって来ました。彼のエネルギーはその時そこにいたすべての人々と共に存在していました。

シッダールタが至った認識の話をするのに、彼のエネルギーがその場にいるということは重要なことでした。それは彼がその生涯では得ることのできなかった成就でした。彼はそれを理解していました。彼はそれをマインドの中で理解していましたし、そのヴァイブレーション(波動)を彼の本質の中で感じました。しかし、彼の生きていた時代のエネルギーはそれを可能とさせなかったので、当時彼はその意識の中にいることはできなかったのです。彼は1週間と1日前に、「創造の空間(void)」に入ることついてのメッセージを伝えるために、とても多くのことを通り抜けてきたニューヨークへやって来ました。そして、彼は今日そのことについてもっと、私、トバイアス、そしてカウルダーを通してお話しします。

それでは、アセンション・シリーズのレッスン9を進める前に、親愛なる友たちよ、少し間をとりたいと思います。呼吸をするようお願いします。私達はこの神聖な寺院のエネルギーを調整します。

ゴータマは微笑んでいます。というのもあなた方もその道を歩む者達であることを知っているからです。あなた方は、真実を追求し、内なる答えを求める探究者です。仏陀と同じように、あなた方もその道の途中でいかなる真実にも安住しません。あなた方は、歩みをやめ、一か所に留まり、「これが真実だ。もう先へ行くことはない」と言うことはしません。あなた方も仏陀なのです・・・あなた方は覚者なのです。

一つ短いお話をします(トバイアス 笑)。カウルダー(ジェフリー・ホップ)も笑っています。私の話が面白いと彼は思っていますから。しかし、本当に私はトバイアスであった人生で文字通り、ゴータマ、仏陀に会っているのです。私が商人トバイアスであった時、はるか遠いところまで広く王様のために買い付けに出かけました。恐らく、私の旅のうちのいくつかは、王様が喜んだものよりもより少し長いものになりましたが。

私は、ゴータマが教えを伝えているその地域に引き付けられました。私が買い付けをしている場所からそう遠くない村に彼がいるという話を聞いて、私は彼の話を聞きに行きました。その時私はまだかなり若かったのです。彼は、老年期になっていました。私は座って彼の話を聞きました。

その頃、私はかなり強い信念を持った、それでも常に探究心旺盛な、常に調べようとする意志を持った一人のユダヤ人でした。自分の信念をしっかりと保持してはいましたが他の人達が話さなければならなかったことを聞くことはいつも好きでした。その日、ゴータマの話を聞き、彼の表情の中の平安、その周り中の神的な存在感を見たとき、それは私の考え方の多くを変えました。

彼の話を何時間も聞いて、その後少しの間、彼と話を交わす喜びに恵まれました。彼の口から多くが語られたわけではありませんが、それでも彼のハートからは多くのエネルギーが溢れて来ました。そして、私は彼に尋ねたのです。「悟りを得た人、王子仏陀よ、あなたの見出した真実を話してください。私も知るべきことは何だと思いますか?」

仏陀は突然笑い出し、そして言いました。「どうして私が真理を見つけたと思うのですか?」 私は答えました。「親愛なる仏陀よ、皆があなたが覚者だと言っているからです。あなたは賢者と言われています」

再び彼は笑って言いました。「真実というものは常に進化しています。決して見つけられるというものではありません。ただそれに関っているに違いないあるエネルギーに気付くだけです。あなたが真理を見出したと思ったとき、それは次の段階に行く時なのです。それは、次のレベルの真実を探し求める時なのです」 彼は続けて言いました。「あなたはどうして私が、私の知っているすべてを教えずに、一つの場所に留まることに満足せずにこれらの多くの道を村から村へと歩き続けていると思いますか?」

「しかし、」と彼は言いました。「私はそれぞれの人に神性なものは内にあると、悟りは内にあると教えています。他の人や他の場所にそれを見つけることは決してできないでしょう」 そして、哀しみが彼を襲いました。彼は言いました。「親愛なるトバイアス、それが私のメッセージなのですが、それにも関わらず、ほとんどの人は耳を貸そうとしないのを知っていますか? 彼らは奇跡を見たいのです」 そして続けて言いました。「私は、いくつかの奇跡をやって見せることはできます。しかし、それらはトリックなのです。ある意味で、ひょっとしたら、奇跡でしょう。しかし、私はそれをやらないようにしています。そんなことにエネルギーを注ぎたくないですから。彼らは奇跡を求めていて、それが内側にあることを聞こうとしません。彼らは救い主を求めているのです。私は彼らの救い主になることはできません。それで私の拡張した真実を探し求め続けています。私は内なる神性のメッセージがいくつかの耳に届くよう望んでいるだけです」

私がゴータマに会った時の生涯は、それはとてつもない衝撃を受けました。今日ここにゴータマの存在を迎え、あなた方とエネルギー的に共にいて、そしてまたあなた方が何者かについて何がしかを明らかにすることが私にとってどんなに喜びであるかわかりますか?

ゴータマは王族の出身で、王子でした。まさにそこでこれはあなた方に何かを物語っているはずです・・・王子であって、王そして女王にとなる「王国」、王族に生まれたという事実に。そして、いつの日か王位を継ぐことになっていました。この物語には偶然はありません!

彼の両親や家族は、彼がどこか変わっていることを知っていました。このことに、親近感を感じませんか、親愛なる友たちよ? 彼らは彼が悟りの道、困難な旅を追い求めることから遠ざけようとしました。多くのやり方で彼を甘やかせるようにしました。困難なことに出会わないよう、人間の旅の試練に出会わないように多くの方法で保護しました。しかし何か、外側を探究したい、内なる自分は何者かを理解する助けとしたいと望むものがありました。これに親近感を感じませんか、シャーンブラの皆さん?

それで、ゴータマは周りの人達を満足させようと努力しました。彼は、とても若い年令で、ほんの16歳で結婚しました。彼はそうするよう期待されていたので結婚したのです。これは、他の人々が彼に置いたエネルギーでした。2、3年のうちに彼と彼の妻の間にひとりの子供が生まれました。

そして、彼はどうしたでしょう? 彼はどうしたでしょうか? 彼は去って行きました。彼は人生に幻滅しました。彼は自分が生きていた王族の世界を捨ててしまいました。ああ、もし彼が今の時代に生きていたら新聞にどう書かれるか想像できますか? 「父親が家族を放棄!」 あるいは、「身勝手な旅へ出るために王子が家族を見捨てる」でしょう。

しかし、ゴータマは彼自身の真実、彼自身の神性を探さなくてはならなかったのです。彼は王家の家族を捨て、貧困の誓いをたてました。このことに親しみを感じませんか、親愛なる友たちよ? 彼は純潔の誓いを立てました。彼は見かけを変え、身分をわからないように変えたのです、親愛なるシャーンブラよ。

ゴータマは彼の肉体と、彼の人間的なことは適切ではないと感じました。それらは、彼を抑止し、本当の自分を知ることから遠ざけているように思いました。それで、彼は自分の肉体を食事もろくに取らず、栄養もとらずに痛めつけました。自分のハートの歌に従おうとせず、自分自身を否定しようとしました。真実を探すためにそうしたのです。このことに親近感を感じませんか、親愛なるシャーンブラ?

彼は、自分の知っているすべての人々との人間関係から去りました。その道程で 多くの肉体的、感情的な困難を耐え忍びました。そして、教師、偉大な、賢明な教師と共に学ぶために出かけていきました。親愛なる者達よ、彼は自分の存在をすっかり空にすれば、自分が何者かわかるようになるだろうと「無(no-thing)」の術を学びました。彼はこの手放すことのマスターと共に、一生懸命長い間学びました。

ゴータマはここで今、彼のしていたことは、もう一つ別のレベルの否定であったと言っています。彼はマインドが働き、ヴァイブレーション(波動)とエネルギーを出たり入ったりさせる能力を否定していました。彼は学びの中で、どのようにマインドをブロックし、どのようにエネルギーの流れを止めるかについて教えられました。彼はこれを自分の肉体のレベルでも行いました。彼は愛の体を否定したのです。

本当に、これをすることによって彼は多くを学びました。彼は苦痛がそんなに楽しいものではないことを学びました! 体やマインドがそのような深い否定のレベルにあるとき、たくさんの変性状態のトリップがあることを学びました。しかし、その変性状態のトリップは生きることや現実に基づいていないことも学びました。それらもまた幻想だったのです。愛の本質、スピリットの本質、そして真実の本質をもたらすことはなかったのです。

ゴータマはこの深いレベルの否定で「楽しみ」ました・・・その時、栄養を全く取らなかったので、髪は抜け落ち・・・足の爪は文字通り抜け落ちました。彼は自分の肉体を愛していなかったのです。彼はそれを否定していました。そして、彼の骨がもろくなった時、この否定、この「無」についてもっと多くのことを学びました。

ある日ゴータマの内なる声がこれは彼の探し求めていた真実ではないと気付きました。それは一つの側面に過ぎなかったのです。それで、そこから去り、それから旅を続けました。深いレベルの瞑想を続けました。儀式を続けました。そのようなあらゆる実践を続けました。ある意味で、これらのことが彼を駆り立てるのを助けていました。これらのことは低い状態を創り出しました。ああ、本当に、ゴータマは、抑うつ、恐れ、不安を経験しました。しかし、彼は本当にしていたことは、最終的には新しい悟りのレベルに至る低い状態を創り出していたのです。

そして、旅の途中でもうひとりの先生のことを聞きました。この新しい賢者の教えは真実で深いものがあるように思えました。それで、その2番目のマスターのもとへ訓練を受けるために行きました。その2番目の師は彼に無知覚の術を教えました。彼はすべてのものは単に幻想に過ぎないという術を教えました。

ゴータマはその学びが好きでした。このマインドのゲームが、何の知覚も持たず、どんな幻想も持たず、すべてのものを手放すというそのゲームが。ある意味で、その前に学んだ否定とは対照的なものでした。しかし、すぐその「無知覚」も単なるもう一つ別の否定に過ぎないことを学びました。すべてのものが幻想と呼ばれ、何も戻って来ないなら、あなたが体験している「今」を否定するなら・・・これは、別の形の否定に過ぎません。それに親近感を感じませんか、シャーンブラの皆さん?

ゴータマは2番目の先生のところも、彼が本当に探し求めていた答えと真実を見つけることができず、深い失意のうちに去って行きました。ある時点で、生の否定、閉塞であり、「今」を生きていないことに・・・それらは真実でないことに気付きました。彼は食事を再び取り、自分の体に必要なエネルギーを与え始めるようになりました。ある程度豊かな生活に戻りました。彼は、豊かさがないというのは苦痛を生じさせるのみだと気がつきました。

この新しい叡智により、彼は、理解の・・・各エネルギーの・・・豊かさの・・・体に栄養を与える、マインドを通した流れを許すバランスを得ました。彼は「今」の世界に戻り、家族であった人達、友人であった人達との関係を取り戻しました。

ゴータマが今日、あなた方に言っていることがわかりますか、親愛なる友たちよ? 否定からくる痛みや苦しみに耐えた後、彼はその生涯で大きな悟りを得ました。その木の下で座っている間にゴータマは自分が本当にスピリットであることに、一人の人間として表現していながらも・・・スピリットであることに気付いたのです。

彼がこのことに内側の一番深いレベルで理解した時、他の人々は彼の顔、彼の表情でそれがわかりました。彼らは彼の後をついて行き始めました。彼の持っているものが欲しかったのです。彼は、追従者に何度も言いました。「それはあなたの内にあるのです。確かに私は私の経験した智慧を提供することはできますが、旅はあなた方自身のものです」 彼はこのついて来ることをあまり好きではなかったのですが、彼らはそれが好きだったのです。彼らはそれが好きだったのです。

さて、この「覚者」については多くの本が書かれてきました。彼を称えて多くの寺院が建てられてきました。世界中の人々が彼の旅、彼の学んだことについて語っています。彼は一つのことを言うために今日ここへやって来ました。このいわゆる悟り、このいわゆる神性の理解については・・・彼は自分の生涯の中では完全には把握できなかったということを。しかし、シャーブラであるあなた方はこの生涯でそれが可能であることを。私達はそれがどういう意味か話していきます。



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